子供が楽しく泳ぎ方のコツをつかむための方法

子供が楽しく泳ぎ方のコツをつかむための方法として親子で一緒に楽しむということもあります。

人は胎児の時に羊水の中で成長をしていきますので、乳児のうちに水泳を習うと、水に怖がることなく学べる、という人もいます。

しかし水泳を学ぶことは、菌の感染・水の事故などの危険もあり、しっかりとした指導の下に学ぶことが大切です。

泳ぎ方を学ぶ場所

 

日本には多くのスイミングスクールや水泳教室があり、全国で乳幼児や小学生、中高生や社会人、高齢者を対象にした教室が開かれています。いずれも、水泳連盟などによって認められた資格を持った指導者がつくことで、正しく安全に学ぶことができます。

一方、小学校や中学校では体育の授業で、水泳のカリキュラムが決められており、毎年夏になると水泳を学ぶことになります。体育の授業は一年の間に数回という学校も珍しくなく、水泳教室に通っていない子供の中には、泳ぐことがほとんどできないまま、その年の体育の授業が終わってしまうというのも、珍しくありません。

水泳に限らず、学校の体育の授業が占める割合は少なく、中でも夏休みのプール教室は、30年前、40年前の半分以下になっています。

40年以上前の小学校では、夏休みのプール教室が40日の間に20日近くありましたが、今は数日になってしまい、塾や習い事、中学校では部活動と時間がぶつかる、体調が悪いなどで欠席してしまうと、1日も行くことなく夏休みが終わることも珍しくありません。

夏休みのプール教室が大好きで、欠かさず通っていた世代の私には、とても残念ですが、学校の教員不足の今、仕方がないのだと思います。

子供のころ、スイミングスクールに通わなくても、泳げたのにどうして今の子供は泳げないんだろう。そう言う親御さんもいらっしゃると思いますが、授業回数や教室の回数が半分以下なら、泳げないのも無理はないと、ご理解いただけたのではないでしょうか。

今は、学校で水泳を学ぶことができないため、水泳を教えるプロによって指導をしてもらうしかない、ということですね。

子供のうちに泳げるようになる

 

人間の能力は、若いうちに学ぶことでより早く身につくことがたくさんあります。音楽や計算もですが、特に運動能力は、若ければ若いうちに身に着ける必要性があります。

子供のうちに泳げるようにすることは、水難事故を少しでも回避することにもつながります。もちろん、台風などで大荒れの海や流れが急な川では、どれほど泳ぎが得意な人でも、危険性は高くなります。そのため急流を下る船遊びの時には、必ずライフジャケットを身に着けることが義務付けられています。

それでも、いつ何があるかわからないという世の中の中で、泳げるということは、まったく泳げないよりも命を守るための安全性は高くなります。

家庭で子供に泳ぐコツを教える

 

スイミングスクールに通うことなく、子供が泳げるようになったら、うれしいですね。そこで、小学校で水泳の授業が好きになるところまで、まず家庭で教えましょう。

年齢は幼稚園の年中から年長が最適です。幼稚園でもプールがありますが、幼稚園のプールは遊びの延長で、本格的に泳ぐことはほとんどやりません。そのため、スイミングスクールに通っている子供とそうでない子供の差がほとんどわかりません。

小学校に上がってから水泳の授業が始まると、泳げる子供とそうでない子供の差は一目瞭然になります。そのため、就学前くらいが一番良いタイミングです。

夏休み週に1回市民プールに通うだけで、泳ぐための基本を学ぶことができます。ただし、お父さん、またはお母さんがある程度水泳が嫌いではない、ということも大切になります。

スイミングスクールに通うと、入会金や水着・帽子代、月謝と年間10万円以上になります。確かに、本格的に泳ぐまで通えば、それなりに意味がありますが、ほとんどの子供は、学校で困らない程度に泳げることですね。

市民プールなら、親子でも2人で11000円前後。幼稚園のうちならもっと安くなりますので、2人で500円以下で入れるところもあります。

他には、動きやすい水着、特に女の子はかわいい水着もいいですが、フリルやリボンがついていると、余計な負荷になりますので、シンプルなものを選びましょう。ゴーグルも忘れないようにします。特に、市民プールは雑菌の繁殖を防ぐために、塩素漂白をしっかりとしていますので、目を傷めないために、必ず用意します。

お風呂を利用して泳ぎ方の事前練習

 

 

市民プールへ行く前に、家庭のお風呂にぬるめの湯をはって、ゴーグルをつけて水に潜る練習をします。水の中で目を開けていても大丈夫、というコツを身につけましょう。また、息を止めて水に入って、中で息を吐き、外に出たら思い切り息を吸う、ということも学んでおきます。

水に慣れる、水の中で目を開ける、水の中と外での息継ぎをお風呂でしっかりと、身に着けておくと、プールに行ったときに、次の段階に進めます。

プールで子供の泳ぎ方をみる。コツは楽しむこと

プールで子供の泳ぎ方をみる。コツは楽しむこと

市民プールには色々なプールがありますが、まずは子供プールに行きます。波のプールは面白いですが、慣れないと逆に水嫌いになってしまいます。

①水に浮く

できるだけ人が少ない場所を選んで、水に浮く、ということを教えましょう。はじめは、お父さん、またはお母さんが力を抜いて、水にぷかぷか浮かんでみます。家庭のお風呂が広ければ、家庭でも教えられますが、子供ならともかく、親が浮くことができるお風呂は、あまりありませんね。

真似して子供が浮くことができるようになれれば、その日は合格です。うまく浮くことができなかったら、家に帰ってお風呂で練習をしてみてもいいかもしれません。だるまの形で浮く、から練習をすると良いでしょう。

出来たらたくさん褒めてあげましょう。

②バタ足の練習

バタ足を覚えましょう。受けるようになったからと言っても、はじめは動くと怖いので、ビート板を使ったり、手を添えたりしてバタ足の練習をします。お父さんやお母さんが手を添える方がいいですが、どうしてもつかんだら離さない、というようならビート板を使うのも一つです。

バタ足は、息が続くまでで、一区切りにします。

一息でバタ足で進むようになったら、その日は合格です。腕の動きをつけて息継ぎをするは、その次の機会にします。焦らずに一歩一歩進めます。

数メートルでも進めたら、褒めてあげましょう。ちょっとでも進めることができると、楽しくなっていきます。ただし、疲れすぎないように注意しましょう。初日で、ここまで出来たらすごいですが、2回目くらいにします。

この時、ゴーグルをしていますので、苦しくて立つまでは、まっすぐに顔を水中に入れておへそを見るようにします。

③布団の上てクロール練習

次のプールの日まで、クロールの形を教えましょう。この時、呼吸法も教えます。水の中でブクブクと息を吐いたら、顔を上げて、パッと言いながら口で息を吸う。このタイミングがうまくできるようにならないと、息継ぎに失敗していしまいますので、急がずにしっかりと身に着けます。

④クロール練習

クロールは、腕、足、息継ぎをそれぞれ分けて練習します。

初めから全部をやってしまうと、リズムが取れずに溺れてしまい、泳ぐことが嫌になってしまいます。バタ足の練習がうまくいっているなら、立ったまま腕の動かし方と、息継ぎの練習をしましょう。

腕と息継ぎが上手にできるようになったら、今度は手を添えて、バタ足と息継ぎのタイミングを覚えましょう。

最後に腕の動きと足、そして息継ぎの練習です。この時、手を持つと手の練習ができませんので、お父さんやお母さんの太ももの上に子供のお腹が乗るように添えて、練習をします。

慣れてきたら、市民プールではあまり人気がない普通の競技用プールに行きます。競泳プールがあればそこを利用すると良いです。ただし、子供の足がつかない場所もありますので、事前に深さを調べておきます。

学校のように、浅い場所があればそこを利用しましょう。市民プールによっては競泳用プールは幼児の利用をお断りしていることもあります。その時は、幼児用プールでしっかりと泳げるように練習をしましょう。10mくらい綺麗に泳げると、後は自然に距離は伸びていきます。

一年生になったらプールで泳ぎ方をチェック

 

学校のプール開きの日が決まったら、忘れないうちに市民プールにレッツゴーです。一年前に覚えたことを忘れていないか、おさらいをしておきましょう。その間、温水プールなどを利用できる機会があれば、時々忘れないように練習をしておくのも大切です。

私たち世代は、毎年学校のプールの授業だけで、誰でも25m泳げるようになっていました。私もスイミングスクールに行っている友人や学校の先生に教えてもらっただけで、クロールと平泳ぎで、中学・高校と50m泳ぐことができました。

水泳は慣れです。お金をかけて専門の先生に習うことも大切ですが、親が基本を教えることができます。

学校に入学前に10mくらい泳げるようになっておけば、成長に伴って体力がついて、25mは泳げるようになります。もちろん、学校での授業の少なさを、市民プールに親子で通って小学校低学年のうちは補っておくことが大切です。

中学生になってからでは親が教えることは難しいですが、小学校低学年までなら、この方法で泳ぐことができるようになります。

夏になったら、ぜひ親子で水泳をやってみましょう。お母さんのダイエットにもなりますよ。