子どものころから体育は得意だけれど、水泳初心者で苦手・・・体育も水泳も苦手。と、自分のことをカナヅチと決めつけている人がいますね。

しかし、人は胎児の時にはお母さんのお腹の中で水の中で育っていたのです。そう考えると泳ぎ方を知りながら生まれてきたようなものですよね。

そのため、乳幼児のうちに水泳を始めると、水を怖がらずに泳げるという人もいますね。しかし、一度恐さを覚えてしまうとなかなか上達しない、泳ぎ方がわからない。このようなことに・・・

ここでは、水泳初心者でも上達できるような泳ぎ方のコツ・方法をお伝えしていきます。

体育が苦手な人ほど水泳は初心者?

体育が苦手な人ほど水泳は初心者?

人の身体は自然と水に浮くように作られています。しかし、人の身体は水よりも比重が重いため、普通の状態では沈んでしまいます。

人は全裸の状態でも水に対して、1.05になるため、全身をこわばらせたり、やみくもにもがくと身体が縮んで体積が小さくなり沈んでしまいます。水が苦手と、初めから決めつけている人が沈んでしまうのは、そのためです。

そこで、全身に空気をたくさん送り込んで、身体全体を軽くすると、体積が広がり比重が1を下回ります。0.98くらいになると、自然と身体は水に浮いてきます。

同じ太っていていも、柔道やラグビーをしている筋肉質の人よりも、脂肪の多いぽっちゃりした人の方が、水に浮きやすいというのを聞いたことはありませんか。

陸の上での運動が得意で、筋肉質な身体は、体積に対して重さがあるためどうしても比重が重くなってしまいます。そのため、たくさん空気を入れてあげないと、ぽっちゃりした人よりも、浮きにくくなります。

走るのは苦手、体育の授業は今一つ得意ではない、という人でも水泳の授業は嫌いではない、水泳は得意という人がいるのは、そのためです。

水泳上達のためには初心者は水に慣れましょう

 

水泳が上達しない小学生くらいの子どもの多くは、水泳嫌いの理由を、溺れそうになったことがあり水が怖い・顔に水がかかるのが苦手・プールや海の水を飲んでしまったことがあって、どうしても好きになれないということから、苦手意識を持ってしまうことが多いです。

なので、水泳上達のためにまずは水に慣れましょう。

顔に水がかかるのが苦手、といっても洗顔や友だちとふざけている時に、顔に水がかかるのは平気なら、気持ちの問題になります。水をかけられるのが嫌でも、洗顔はしますよね。

一度溺れそうになると、水に対する恐怖心は、なかなか克服できません。どれほど運動神経が良くても、これだけは難しいようです。水はダメでもお風呂や温泉が大丈夫という人は、少しずつ慣れていくということができますが、プールではなく、家のお風呂のシャワーでもダメという人は、同じ恐怖症でも重度になりますので、この場合は専門的な水泳指導が必要になってきます。

水が苦手な人は、水に慣れることから始めましょう。

昔は、水の中で目を開ける練習というのがありましたが、最近は学校や市民プールは雑菌や塩素が多く入っているため、目を守るためにゴーグルをすることが多くなりました。

水泳選手も、皆さんゴーグルをしていますね。

形から入ってもと思わずに、ゴーグルをすることで、目も痛くないということがわかると、ほんの少し恐怖心がなくなる人もいます。

水泳初心者が泳ぐ前にすること

 

 

泳ぐことよりも、まず浮くということが一番大切です。

泳ぎが苦手な人の大半は、溺れるという経験があるからです。

まずは、大きく息を吸って顔を水につけて、膝を抱えます。そのまま、丸くなって水に浮いてみましょう。丸くなったからといって体積が減ることはありません。お腹の中の赤ちゃんのように、ぷかぷか浮いてみます。

ぷかぷか浮いているうちに「水に浮くことができる」という感覚を身に着けます。慣れないとバランスを崩して怖いことがありますので、できるだけプールサイドでやりましょう。

立つときは、ゆっくりと足を離して、水の底につけるようにしてから、顔を上げます。顔を先にあげてしまうと、バランスを崩して転倒してしまうこともありますので、必ず足を底につけます。

できるだけ、足がついて胸から上が水の上になるくらいの、深さでやってみましょう。ぎりぎり足がつくという深さは、足がなかなかつかずに焦ってしまうことがあります。

これをしばらく繰り返し、浮くことに慣れます。

慣れたら、身体を丸めたまま、足を離して水面に平行に伸ばします。次に手を伸ばします。息が続く限りゆっくりと伸ばしていきます。

身体を伸ばしても「浮く」ということを感じることができます。

浮いたら、足でプールの壁を軽く蹴ってみます。すると、そのまま進みますね。これだけで、カナヅチの人も、泳げた気分になってきます。

アイススケートをはじめて滑る時、ちょっとバランスが取れるようになったら、リンクのヘリから滑り出すのと同じことです。

泳ぎ方のコツは、ビート板や浮き輪

ビート板や浮き輪

浮くようになったら、クロールと言いたいところですが、浮いて手足を動かした途端に、沈んでしまうということもありますね。

そこでまずは、正しい伏し浮きを覚えます。水面と平行に浮くような状態にするためには、まず最初に、肺いっぱいに空気を吸い込んだ後に止めます。

まだ不安がある時は、ビート板や手首につける浮き輪を使います。そして、手足を真っすぐ伸ばし、水面にうつ伏せになるような感じにしてみましょう。ビート板で浮くことができるようになったら、何も持たずに浮く練習をします。

顔を真下に向け、おでこのところに体重をかけるイメージにします。そのまま足を上げて、お尻が自然と浮かんでくる姿勢を保てるようにしましょう。

浮く姿勢が保てるようになったら、次にクロールの基本の、バタ足です。

クロールは正しいフォームを覚えて泳ぐことが大切です。その前にバタ足をしながら、いきつぎの方法も覚えておきましょう。

いきつぎはビート板を使って練習をします。初めは、足を動かさずにビート板を持って、足でプールの壁を蹴って進みながら練習をします。

この時、ビート板の持ち方に気を付けます。ビート板の真ん中まで手を乗せます。手の平がビート板の真ん中に来るようにしましょう。ビート板のはじを持つのと違い、顔を水につけながらも、上げやすくなりました。

大きく息を吸って、足を思い切り蹴って、顔を付けます。キック力で進みながら、バタバタと足を動かしながら、顔を上げてみましょう。5秒数えたら、息を大きく吸ってまた顔をつけます。足はバタバタとし続けます。バタ足をするときは、足は太ももから動かし、曲がらないように注意します。

また5秒たったら顔を上げます。これを繰り返しながら、25m進んでみます。息を吸って、顔を上げたりつけるを繰り返すタイミングを覚えます。息は口から吸って、鼻から出すということを続けます。

いきつぎのタイミングは、この後クロールや平泳ぎと、色々な泳ぎをするときにも必要になります。

水泳初心者のクロールまでの道

 

水泳初心者のクロールまでの道

泳ぎ方の1つクロールは正しい姿勢を覚えないと、泳ぐスピードや距離が伸びないだけでなく、苦しくなります。

中学生男子のA君は、野球にサッカー・ダンス・柔道と何でもこなす体育会系でしたが、水泳だけは大の苦手。彼のクロールは、まず手が動かずに足がバタバタと動き、数メートル進むと、足が止まり、そこから手が動くという不思議なものでした。

急に足と手を動かそうとしても、なかなか動かない人もいるものです。

そこで家の中でうつ伏せになって、足をバタバタさせながら、リズムよく手を動かすことも練習すると良いですね。バタ足のフォームはビート板を使って、いきつぎの練習をするときに、しっかりと身に着けておくと良いですね。

まとめ

体育の授業で、一番好き嫌いが分かれるのが水泳です。泳げない人にとって、水泳の授業は本当に苦痛ですね。

でも、毎年少しずつ泳げるようになると、体育の授業も楽しくなります。体育の授業だけではありません。友だちとプールに行ったり、海へ行くのも楽しくなります。

水泳は全身運動なので、ダイエット効果も高いです。今まで苦手と敬遠していた人も、今年の夏からダイエット目的でもいいので、水泳を始めてみませんか。