クロールの泳ぎ方!長く楽しく泳ぐコツは健康長寿の秘訣

クロールは水泳をする上での最も基本となる泳ぎ方です。

誰もが必ず一度は学校で教えてもらう泳ぎがクロールになります。

皆さんは、健康診断でダイエットや運動を言われたことはありませんか。クロールは、こんな人にも最適な泳法です。ずっと長く続けていると良いことがたくさんあります。

そこで、クロールを長く楽しく泳ぎ続けるコツをご紹介しましょう。

クロールで泳ぐことはこんなに大変

 

クロールは速く泳げる泳法ですが、選手を目指すのでなければ、長く遠くまで泳げると楽しいですね。

特に成人の人が健康のために泳ぐなら、長く遠くまで泳ぐためのコツは、選手と違ってあまり頑張らないということです。

こんなことを言ったら、選手になりたくて、選手として頑張っている皆さんに怒られてしまいますね。しかし、同じ水泳でも、それぞれに目的が違っても良いですよね。

2018年は数年ぶりの猛暑で、水泳の授業を受けていた学生さえも、熱中症で運ばれています。プールの中は水があるのにどうして?と思われた人は、気を付けてください。プールや海は陸の上で歩いたり走ったりするよりも、エネルギーの消耗が激しいのです。

中でもクロールは男女ともに、ジョギングの2.5倍の消費量です。男子なら1時間で1337kcal、女子なら1039kcalを消費します。学校給食の1食分が中学校で、700kcalを目安につくられていますので、給食を食べても、そのあと6時間目の体育で水泳の授業に出席したら、給食分を消費してしまうことになります。

それなら平泳ぎならどれくらい違うか、というと平泳ぎの場合は、男子で700kcal、女子で544kcalになります。とてもきついサッカーやバスケットでも、男子では596kcal、女子で396kcalです。

クロールは平泳ぎのおよそ2倍、サッカーの2.2倍ですから、カロリーの消費量の高さがわかります。

さらにこの暑さでプールの水温も30度を超えてぬるめのお風呂のような状態です。プールサイドも暑さで体力の消耗が半端ではないですね。熱中症になってしまうのも無理ありません。クロールで泳ぐことは、本当に大変なことなんですね。

スイミング教室で泳いでいる人は、しっかりとした指導者の元に練習をしていますが、部活動などで自主練をしている人は、勝手な判断で無理をしないで気を付けて練習をしましょう。

こんなに大変ならやっぱり泳げなくても良い、と思ってしまった人。ちょっと待ってくださいね。クロールが泳げると、ちゃんと良いことがあります。

クロールで長く泳ぐコツ

 

 

そこで、クロールを長く泳ぐコツは、無理をしないということです。では、無理をしないで長く泳ぐためにはどうしたら良いのでしょうか。

無理をしないための一番の方法は、正しい姿勢で泳ぐということです。

どうしてもカナヅチ、泳ぐのが苦手という人は、余計なところに力が入ってしまうことです。肩や腕の関節、足の関節が固いとどうしても力が入って、背中が沿ってしまいます。そこで、プールの中でクロールで泳ぐだけでなく、陸上で体を充分に柔らかくするために、しっかりとストレッチをしましょう。

力が入って背中が沿ってしまうと足が下がってしまい、さらに水の抵抗を受けやすくなりますので、クロールを泳ぐのに疲れやすいなります。というか、進まないので沈んでしまいます。

そのため、身体を反らすよりもむしろ前かがみの猫背になって泳ぐようにするのがコツです。クロールは力を入れずに浮きながら泳ぐようにしましょう。

クロールを泳ぐコツは、バランスの良いストロークとキック、そして息継ぎですが、息継ぎは毎回する必要がありません。2回に1回、3回に1回とストロークの合間に息継ぎをしましょう。

プールの場合はターンをするときに、しっかりと両足で壁をキックしましょう。壁をしっかりと蹴ると、ターンの後の蹴伸びで5m以上進むことができます。蹴伸びをしている間は、腕も足も休むことができます。

蹴伸びの時間を増やすことが、長くクロールを泳ぐコツです。

キックそのものも力を入れてバタバタとするのではなく、水面下で水を押すように動かします。その時、足を下げる時は水を押し、上げる時は水に浮くような感じで力を抜きます。すると足が疲れずに、推進力で進むこともできますので、楽に長く泳ぐことができます。

上手に身体全体に休みを入れることで、クロールは楽に長く泳ぐことができるということですね。

クロールで長く泳ぐ良いこと

 

 

クロールが長く泳げるということは、とても大きな良いことがあります。

まず一つ目は、クロールを長く泳げるようになると、楽にダイエットもできるということになります。

クロールのカロリー消費が、ジョギングの2.5倍というお話でも分かるように、健康のために体重を落とすことを進められたら水泳、特にクロールが一番手っ取り早いということです。食べることを極端に減らすことなく、カロリーが消費できるということですから、とても楽にダイエットをすることができます。

クロールを泳ぐことが楽しいのに、さらにカロリーをたくさん消費できます。家の中で何時間も階段の上り下りをしたり、ジョギングをする必要がありません。毎朝インターバル速歩をしている皆さん、それよりも短い時間で、エネルギーをたくさん消費できるんです。

水の中で、ゆったりとクロールをして、楽しみながらダイエットができるなんて、こんなにいいことはありませんね。もちろん、はじめは浮くのがやっとでも、しっかりと指導者のいるスクールに通えば、徐々に泳げるようになり、長く楽に泳げるようになり、それが痩せることにもつながります。

二つ目は、水の中で浮きながら体の筋肉を鍛えたりほぐしたりできるため、腰痛を改善する効果もあります。人間は重力に逆らって、立ったり座ったり歩いています。そのために腰痛や膝の傷みに長年悩んでいます。しかし、横になって水に浮くことで、筋肉を鍛えながら、腰痛を改善することができるんです。

筋肉がつくと水分を身体に保つ力もつくため、筋肉がない人と比べて熱中症にもなりにくくなります。

三つめは、クロールを泳げると、子どもや孫にも自慢ができます。お父さんやお母さんなら、子どもたちにクロールを教えることができます。おじいちゃんやおばあちゃんなら、孫にも。

クロールができるだけでなく、お父さんやお母さんが、教えられたら子どものスイミング代が浮くかもしれません。

クロールを楽に泳ぐコツ

 

 

こんなに良いことがあるクロールだから、続けられたらきっと楽しいですね。

クロールを長く泳ぐためには、楽に泳ぐことが大切ですが、楽に泳ぐことと長く泳ぐことのコツはほぼ同じになります。

クロールを長く楽に泳ぐ最後のコツは息継ぎの仕方です。

息継ぎは毎回しなくても良いですが、かといって止めてしまうと苦しくなります。そこで、楽に泳ぐためには、水中でちょっとずつ息を吐きだします。クロールの初めにいきつぎは「ブクブク」と水中で息を吐き、「パッ」と顔を上げた瞬間に息を吸うと習います。

そのブクブクの時間を長くします。ブクブクブクブク…と吐き出して、顔を上げる瞬間に残りの息を吐きだし、パッと一息にたくさんの酸素を吸います。息が空っぽになると、自然と息をたくさん吸うことができます。

息継ぎの仕方を身に着けていくうちに肺活量も変わってきます。肺活量は肺の機能、肺の内部で行われているガス交換の能力・機能の絶対値を測定する数値「能力値」が高いということになります。

そのため、肺活量が多いと、高齢になっても気管支ぜんそくや肺炎といった肺の病気にかかりにくくなります。

まとめ

 

 

クロールはもちろん、水泳を長く続けると健康面でたくさん良いことがあります。健康であるということは、病気になりにくい、病院代がかからない、無駄なダイエットをしなくて済むなど、他にもたくさん良いことがあるということです。

健康長寿が言われる現代だからこそ、長く楽しくクロールを続けて、健康長寿のコツを身につけましょう。